こんにちは。麻布横浜営業所の橋口です。
今日は「シールの劣化」について投稿していこうと思います。
シールというのは外壁の板と板のあいだにあるゴムのようなものの事をいいます。
サイディングの外壁工事をするとき、ほぼ必ずするのがシーリング工事です。
コーキング工事とも呼ばれます。(意味は同じ)
まず建物の中で最初に劣化が始まるのが、この「シール」という箇所になります。
私も外回りをしているとき、よく目につくのがシールの傷みです。
シールの劣化。大きく分けて4つの症状があります。
①剥離
シールの端と端がカッターなどの刃物で切れ目を入れたようになっている割れです。
原因としてはプライマー(シールを打つ前の下塗り材)の塗り忘れ、
塗りムラ、三面接着などがあります。
地震や近くを走る車の振動による外壁の動きに、接着剤の強さが耐えられなくなったことが考えられます。
対策としては、次回打ち替え時はプライマーをしっかり入れる。
三面接着を防ぐ対策としては、目地底にボンドブレーカーというシールを貼ってからシールを打つなどです。
②劣化による破断
真ん中から避けている状態の割れです。
原因はシーリング剤の劣化、寿命です。
もし、「外壁はまだまだ平気なのにシールがボロボロ。。。」という場合には、
外壁の塗料に合わせ、耐久性のいいシーリング剤を選ばれると良いかもしれません。
③厚み不足による破断
こちらも「破断」になりますが経年劣化ではなく、
シールに十分な厚みが取れていないことによる「破断」になります。
対策としては、バックアップ材をいれずボンドブレーカーを貼りシールの厚みを確保することです。
それでも厚みが確保できない場合は、ブリッジ工法という工法で厚みを確保する対策法があげられます。
④欠落
最後にシーリング剤が取れた状態。欠落です。
欠落の起こる原因は、プライマー不足。シーリング剤の選定不足です。
対策としては塗り替える時はしっかりプライマーを塗り、耐久性のいいシーリング剤を使うことです。
欠落を見つけたときは、早めの対策をした方がいいと思います。
次回はシーリングの打ち増し、打ち替え。先打ち、後打ちなどについて更新していこうと思います。
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